小学生の月曜日は荷物か多い。
体育着、上ばき、給食袋…
例年なら夏だけの水筒もコロナ対策で継続中。これらの他に追加の持ち物があったりする…。
雨の日なんかは大変だ。
これらを持ってランドセル背負って傘さして…。
学校までかなり近い方だけど…
小柄でマヌケなコゾーさん。
無事に着きますように…と思いながら送り出す。
そして、今週の月曜日は忘れ物をした。
それも上ばきを…。
忘れ物をしても、あたしは届けない。
例えば、それが家を出てすぐ…ドアを閉めてすぐ…とかなら声を掛けたりもする。
けれど、それも聞こえない時はその時点で忘れ物確定。
いつぞや…1学期も終わる頃…
同じく上ばきを忘れた。
その日は、1日靴下のまま過ごしたのだそう。
ナゼに?先生に言わなかったのか?
と聞いてみると…
「いやぁ~なんだか緊張しちゃって…」と。
過去にも「先生に聞いてみたら?」的な場面は何度もあった。
けれど、毎回「緊張しちゃう」と。
性格なのか?
気にならないのか?
単なるプライドか?
はたまた…あたしに怒られ過ぎ!?がトラウマになってるのか…(汗)
そして、あたしはと言うと…
体育なくて良かった…
でもまぁ~もしあったら…誰かしらに言われてたかな?
あー。でも、以前ママ友が「体育着以外は貸してくれる。」って言ってような…
エッ?トイレ靴下で行ったの!?とか…。
今時の学校事情が判らないので、コゾーさんに聞いてみた。
トイレはトイレ専用の靴?があるらしく上ばきから履き替えるのだそう。
おぉ~良かった!って今更遅いけど(笑)
散々家の中歩き回ってるし…
今時の学校は上履きのままトイレに行かないんだな~。
なんて妙なところに感心したりして(笑)
それで、今回はどうしたのか?と言うと、ちゃんと借りたのだそう。
おぉ~!頑張れたな!いいぞいいぞー!
恐ろしく説明がヘタなコゾーさんにツッコミを入れつつ状況を聞いてみた。
上ばきを忘れたことを担任に報告。
担任から「校務センター」で借りてくるよう指示を受けた。
緊張していたら、同じクラスのタムラサンさんが声をかけてくれ一緒に借りに行ってくれた。
校務センターからは、下校時に返却するようにと言われていた。
下校時に上ばきの事を思いだし、校務センターへ行き、声を掛けたが誰も応答してくれなかった。だから入口の前にあった台の上に置いてきた。
ざっとまとめるとこんな感じなのだが…
話を聞きながら…こめかみにピキピキとヒビが入っていくあたし…。
小2とはこんなものなのだろうか?
ツッコミ所の多さに白目になった。
上ばきは校務センターの誰かに気付いてもらえたのか?
タムラサンにお礼は伝えたのだろうか?
第一洗わないで返すってあるのだろうか…?
色々気になることがある…。
もうね~。
かーちゃんイヤな予感しちゃってるよ~。
最近チョ~ッとさぁ~。
どうなのよ?
まぁ待て。落ち着け…。
落ち着けあたしよ…
コゾーさんには物の貸し借りのルールや礼儀やらについて話をした。
知らなかったこともあるだろう。
ならば、今学べばいい。
そして明日、上ばきの行方と必要な対応を担任に確認すること、タムラサンにお礼を伝えることとなった。
そして連絡帳には担任に「ミッションあり」の旨伝えた。
そして、翌日の火曜日
学校から帰還したコゾーさん。
顔を見て嫌な予感…。
ビンゴーー!
連絡帳は書いてある。
だけど先生のチェック印がナイ…。
はいはい。
そーね。
そー来たね。
上ばきの行方も確認していない。
タムラサンへのお礼もしていない。
ミッションは1つも遂行していなかった…。
ムクムクと沸き上がる感情を抑えつつ…
そ知らぬ振りをして、何気な~く、それとな~くコゾーさんに言った。
「連絡帳に先生のハンコないけど?」
「あー。遅かったから出すの忘れちゃって」
でたでた「うっかり作戦」
分かっちゃいたけどさぁ~。
かーちゃん持ちこたえられるかなぁ~(笑)
ん~。どうかなぁ~?
分かってるかい?
このコゾーめ!
「仕方ないなぁ~もういいよ。コイツぅ~」
とでもかーちゃんが言うと思ったか?
オマエサンも分かってんだろうよ。
かーちゃんが引くわけナイってことをよぉ。
この期に及んで、「逃げ切れる」なんて思っちゃいないだろうさ。
だけどよぉ。
もし、まだそんなこと思ってんだったら…
今すぐその考えは捨てた方が身のためだせ。
世間サマの「ホメテて育てろ」だののキレイな子育てセオリーなんてのは、かーちゃん持ち合わせちゃぁいねーんだ。
おのれの感情を抑えんので手一杯よ。
だけどよぉ。
オマエサンにも葛藤タイムが必要だろうよ。
いいさ。
その位の時間はくれてやろうじゃねーか。
いいか。
かーちゃんを甘くみるんじゃねーぞ。
何でかーちゃんが怒ってんのか?
もちろんわかってるよなぁ~。
わからねー。とは言わせねーぜ。
これが最後だッ!
爆弾スイッチをチラつかせつつの激闘。
明日は必ずやると約束した…。
ここは譲れない。
ヒトとしての信用に関わる。
「緊張する」なんて理由は通用しない。
お礼や謝罪はすぐにするものだ。
借りたものはきちんとかえすものだ。
昨日付けで連絡帳に書いておいてよかった…
と小さく安堵した。
少なくとも、担任には上ばきの行方と物の貸し借りについて親子で攻防を繰り広げていることは伝わるはずだ。
それを知るのは明日になってしまうけど…。
おのれとの攻防戦…決着は明日に持ち越しとなった…。
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